GSX-S150⑧小排気量でもいいんじゃない?

R134をばびゅーん!!!

平日だから交通量もまばら。釣りをするのには出発時間が遅すぎたのは、昨夜の仕事ちょっと遅くまでPCに向かって仕事をしていたせいなんだね。こんな時には管理釣り場で爆釣りするに限る。

f:id:gsxs150:20190330011558j:plain

 

向かう道、R134を西に向かっている時。

信号待ちをしていると後ろからバイクが近づいてくるのがバックミラーで確認できた。横に滑り込んできたのはCB125R

世界のHONDAが出した最新鋭マシーン。

最高のスペック。倒立のフロントフォーク。しっかり作られたであろうフレーム。125ccにしては太いリアタイヤ。ラジアルマウントのフロントブレーキキャリパー・・・スイングアームのデザインも凝ってる。

正直なところ値段が値段じゃなければGSX-Sよりも魅力的だと思ってたんだよね。YAMAHAM-SLAZとGSX-Sは同じストリートファイター括りのデザインの流れにいると思うんだけど、CB1250Rのデザインの完成度ったらない。80年代に感じていた未来!!各排気量が一連のデザインになっているんだけど、その中でこの小排気量125ccが一番しっくりくると個人的に思っていたから、いつか路上で出会えたら、その素晴らしさを褒めたたえたかったんだ。

 

そこまで好きならなぜ買わなかった?それは未来の物価が高かったからだ(笑)

確かRG250Γが460,000円だったのに、CB125Rは448,200円…omg

 

ほんとはSUZUKIじゃないからってのと、DOHCじゃなかったからなんだけどね(笑)

 

きっとSUZUKI社内(inインドネシア)では、「この素晴らしいエンジンを載せるフレームは、アルミにしちゃおうぜ!俺たちSUZUKIはRG250ΓやGSX-R400を出した、あのSUZUKIだぜ!」「ついでにフォークも倒立にしてスイングアームもアルミにしてさ」「もっとみんなが驚くような最高デザインにしようぜ」って盛り上がっていたに違いない。ではなぜ今の姿に?

 

それがSUZUKIだから!そして最高(笑)

まぁ実際はアジア諸国マーケティングを考慮した上で価格設定をして、倒立フォークも軽いフレームもいらないって事になったんだろうけどね。

 

 

CB125Rの走りを後ろに回って眺めながら暫しランデブー。何回目かの信号待ちで横に並び、ハンドサインで「めっちゃいいバイクだね」「その倒立フォークはグレイトだ」って送るとオーナーには伝わったみたい。信号が青になると、お互いによく回るエンジンを自慢しあう様に走ってみた。あれってOHCなんだよな。。さすがHONDA(汗)

 

信号待ちでお互いにシールドを上げて少し談笑。

シールドを開けた彼はとても若かった。原付のスポーツ車に乗っていた頃の自分にだぶった。「いや~ほんといいバイクだね」と声をかけると最高の笑顔をしていた彼は、でもちょっと気になることを…「ほんとは250が良かったんですよね」と。

わかるよ。その気持ち。あの頃の自分もそんな風に思って、次々と乗り換え排気量を大きくしていってた。でも彼の選んだCB125Rは本当に良いマシーンで、それは排気量が小さいからってその光が翳る事なんてないんだよね。

 

スマホを取り出して彼に向けるとポーズをしてくれた。バイパスに乗って開成に行くんだと話すと、じゃあバイパスでお別れですねと。ホントはもっとCB125Rと走っていたかったんだけど、どうしてもニジマスの燻製を今年も食べさせてあげたい子がいるんで、そこでお別れ。きっとまたR134で会えるかな。

f:id:gsxs150:20190330011654j:plain

写真載せちゃったけどイヤだったら声かけてね(汗)



 

 

と、ここまで書いて昔のことを思い出した。彼女と知り合った頃、彼女はCB125Fに乗っていたんだ。中型の免許を持っているのにだよ。『女の子がチョイスする車種じゃないよね。それめっちゃ遅いじゃん?それに≪おじさん≫っぽいね』って笑ったのを今だに恨まれているんだった・・・(汗)

 

www.blackcat-kamakura.com