海カフェdiary~佐島漁港あたり(佐島)マダム抜き
正月の鎌倉は夏よりもカオスになる
あの渋滞のR134を走るのかと思うと躊躇する
前回の海カフェで、マダムがいなくても楽しい事が判明したので
裏道を抜けて三浦半島を目指してみる
正月だし、マリーナにいる船の師匠に新年の挨拶がてら
新しいバイクでも見せながらコーヒーでも飲もうかと考えた訳ね
まぁ普通に考えてアポなしだといないわな・・・正月だし
伊豆の離島のマリーナでバイトした時、クラブさながらの大音量で音楽を流しながら
入船してきた、趣味の悪いオーナーの70ftが陸揚げされているのを脇目で見ながら
誰も来ない場所にオートバイを走らせる。
安い・遅い・旨いと評判だった『海辺』が閉店して、ここに来る観光客は
魚を買いに来るもの好きくらいになったのだろうか?
『海辺』が営業していれば美味しいものが食べられたんだけど・・・
耐風のたびにテラスが破壊されて修繕が大変だっていうのは聞いた事があったけど
あんな繁盛していたのに閉店とは。飲食業って厳しい
観光客なんか来ない、5メートルの砂浜にバイクを停める
朝、鳥たちが打ち寄せた何かを食べた痕跡のある小さな砂浜
ここは船を揚げることもなく、漁港からも少し離れているので、
誰からも咎められることもなく、オートバイを停めて珈琲を淹れられる
正月休みにモール内のアウトドア用品売り場で見つけた簡易パック式の
コーヒーの取説を読んでみる。簡単で便利だけどちょっと高かった事に気がついた
すごく簡単だけど、一度買ったらもう買わないかな
ぜったいに珈琲豆屋で仕入れたものには叶わない
漁船や20ftクラスのボートが浮かぶ海を眺めながら船に乗る人の靴について考えた
長靴を履く人
デッキシューズを履く人
そして安全靴を履く人
そうだフィリピンで乗船したバンカーボートのクルーは裸足だったな
そろそろ安全靴をはいての甲板作業が恋しくなっているんだろうな…
そんなどうでもよい事を考えながら、次はやっぱりマダムを連れて来た方がいいよね?
とトニー(心に住むイタリア人)に囁いてみた。
帰宅後、船の作業靴を見ると、ホコリを被って、表面には革の油分であろう白いものが・・・週開けたら、船会社に電話入れないとな