フィリピン☆オートバイ事情
フィリピン
かつては男の楽園（エロがらみ）で人気を馳せたフィリピンだけど、昨今はどうなんだろう？って心のどこかで思ってるオジサン多いっすよね？
ここはそういう記事は書きません（知りたい人は個人的に聞いて。。詳しいのでw）
オートバイ事情は、他のアジアの国々と同様に、市民の足としてタフに使われてて、遊び道具というよりは交通手段。
鉄道網が発展してなくて、ジプニーや乗用車で慢性的な渋滞が発生しているフィリピンでバイクは必需品で、一般的な家庭持ちなら1家に一台はある？って具合。
たまたま知り合ったお姉さんたちからも、愛車の写真をよく見せてもらえるって感じ。
バイクを持てない人、子供の通学にお金を払えるプチブルなんかが使ってるのが
トライシクル。これは旅人もホントお世話になります。
こちらが詳しいかな？興味があったら！！
警察も移動に使ってて、商店街で強盗があった時に居合わせたんだけど、
まるで戦隊モノのヒーローよろしく武装警官が到着（犯人逃走後なんだけど…）
現場到着５分後くらいだけど、まるで市民交流会の様に撮影会・・
もっとも印象に残る使われ方として、ヒットマンの移動手段・・・
今年に入って殺された邦人も、知っているだけで2件がオートバイが使われ、
その手段は車乗車中に並走してきたオートバイの後部座席に座ってる犯人が「Bang bang！」・・そして逃走
道も入り組んでるんで、さっと路地裏に逃げられて、犯人がプロの仕事なら迷宮入り確実・・・
フィリピンで商売するなら
人に恨まれない、人とケンカしない
これが一番
こんな足替わりではあっても、どこ国にもそれが大好きになっちゃう奴らが存在して
、きっと少ない収入から捻出してるんだろな？って思われるカスタムをしてくれてうれしくなるんだよねｗ
ハーレーやBMWみたいなのに乗ってる、特権階級の人たちもたまに見かけるけど、総じて125～150ccが中心。これは８０年代を過ごした者にとっての当時の原チャリがそれにあたるのかな？
自慢の愛車をいじってるお兄ちゃん（おじさん）に声をかけると愛車自慢をたっぷり聞かせてくれるんで、声をかける時は時間がある時がいいよ。
ある日、顔なじみのおっちゃんに「調子はどうだい？」って聞いたら
「よぉ～黒猫！サスペンションを新しくしたんだよ乗るかい？」って言われ
彼の愛車Kawasaki125（古い空冷２サイクル）に乗るチャンスと思い寄ってみたんだけど、いくらキックを踏んでもエンジンはかからない・・・
「これ火花飛んでないんじゃない？」って言っても、おっちゃんはひたすらキックを踏み続ける。汗だくで・・「じゃあまた！」って声をかけて立ち去る後ろでは、まだシャコーン！！っていうキックの音
恐らくプラグからイグッションコイル、イグナイター（ポイントかも？）あたりかな？
キャブレターの調整も出来ていないかも。
なんで他に金かけないといけない箇所が他にありそうなのに、見栄えのするサスペンションを交換するおっちゃんの気持ちはわからないでもない。
その後、彼のKawasakiが動いてるの見てないけど、後ろに乗せる彼女（ワイフ？）のためリアサスを交換したおっちゃんは、お金を貯めてきっとなにかしらのカスタムをしてくれるはず。
街には日本メーカーの、アジア工場生産車があふれてるんだけど、その中でも黒猫の心を捉えて離さない車種があって、ホンダのカブ系のバイクの足回りを良くして、スポーティーな外観（日本では受けなさそうだけど・・）のオートバイ。アンダーボーンタイプってメーカーはカテゴライズしてるみたい。
ホンダならDASHって名前。スズキはスマッシュかな？ヤマハも出してるんだけどホンダが多いかな。
日本でも扱ってる店があるんだけど近隣には無さそうだけど、アジアバイクに日本で乗りたいって野望がフツフツとしてきてるんだよね
